bzr-svn

概要

bzr-svnによって集中型のSubversionリポジトリをまだ利用しているプロジェクトでBazaarをVCSクライアントとして使うことができます。 Subversionリポジトリへのアクセスは大部分は透明、すなわちネイティブのBazaarブランチで bzr を使用するようにSubversionリポジトリで大部分の bzr コマンドを直接利用できます。

多くのbzr-svnユーザーは集中型のSubversionトランクのローカルミラーを作成し、機能ブランチに取り組み、準備ができたときに変更をすべててSubversionに戻します。 これによって既存のチーム規模のプロセスとSubversionの上に現在組み込まれているツール統合フックを妨げずに分散型VCSツールの多くの利点を得られます。 本当に、これはBazaarを採用しようとしているがタイミングもしくは非技術的な利用からまだ採用していないチームのための共通の暫定ステップです

インストールの手引きに関しては、bzr-svnのホームページをご覧ください: http://wiki.bazaar.canonical.com/BzrForeignBranches/Subversion.

シンプルな例

GNOMEプロジェクトの beagle でのシンプルな使い方です。 最初に、ブランチの保存用のローカルな共用リポジトリをセットアップしてトランクをチェックアウトします:

bzr init-repo --rich-root-pack beagle-repo
cd beagle-repo
bzr checkout svn+ssh://svn.gnome.org/svn/beagle/trunk beagle-trunk

init-repo に対して rich-root-pack オプションを使うことが重要です。 bzr-svnは追加のメタデータがいくつか必要ですが、Bazaarのデフォルトのリポジトリフォーマットではまだサポートされないからです。 (訳注: Bazaar 2.0以降を使っているのであれば、 –rich-root-pack オプションは不要です。) 次に、フィーチャブランチを作成してハックします:

bzr branch beagle-trunk beagle-feature1
cd beagle-feature1
(hack, hack, hack)
bzr commit -m "blah blah blah"
(hack, hack, hack)
bzr commit -m "blah blah blah"

機能がクックされたとき、トランクをリフレッシュして変更をマージします:

cd ../beagle-trunk
bzr update
bzr merge ../beagle-feature1
bzr commit -m "Complete comment for SVN commit"

トランクミラーはチェックアウトなので、それにコミットすれば実際のSubversionトランクにコミットされます。 以上です!

集中型のミラーを利用する

大きなプロジェクトに関しては、上記のレシピを調整すれば役立つことがしばしあります。 とりわけ、初期のチェックアウトはとても遅い可能性があるのでプロジェクトに関するすべてのSubversionリポジトリをBazaarリポジトリに一旦インポートして、 そのネイティブのBazaarリポジトリからブランチを作成します。 bzr-svnはリポジトリからリポジトリへの変換を行うために svn-import コマンドを提供します。 使い方の例です:

bzr svn-import svn+ssh://svn.gnome.org/svn/beagle

中央のBazaarミラーを利用するために更新された上記からのレシピです:

bzr init-repo --rich-root-pack beagle-repo
cd beagle-repo
bzr branch bzr+ssh://bzr.gnome.org/beagle.bzr/trunk beagle-trunk
bzr branch beagle-trunk beagle-feature1
cd beagle-feature1
(hack, hack, hack)
bzr commit -m "blah blah blah"
(hack, hack, hack)
bzr commit -m "blah blah blah"
cd ../beagle-trunk
bzr pull
bzr merge ../beagle-feature1
bzr commit -m "Complete comment for SVN commit"
bzr push

この場合、トランクへのコミットをしてもローカルでマージをコミットするだけです。 マスターのSubversionトランクにコミットを戻すには、追加コマンド(bzr push)が必要です。

注: トランクブランチで pullpush のコマンドを最初に使う際に これらのコマンドに関連URLを渡す必要があります。 その後で、bzrはそれらを記憶します。

このセットアップの最後のピースはSubversionのものと同期される中心のBazaarミラーをSubversionのリポジトリと同期し続けるためにスクリプトを適切な場所に設置することです。 これはcronジョブを追加したり、Subversionフックを利用するなどによって行われます。

bzr-svnの制限

BazaarとはSubversionは異なる機能を持つ異なるツールなので何らかの相互運用問題が常に存在します。 bzr-svn 0.5.4 に関するいくつかの例です:

  • Bazaarはversioned propertiesをサポートしません
  • Bazaarはファイルのコピーのトラッキングをサポートしません

現在の制約の一覧に関しては、bzr-svnのウェブページ、http://wiki.bazaar.canonical.com/BzrForeignBranches/Subversion を参照してください。

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